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白鳥飛び立つ建御名方神 祀る社 鳥屋神社

出雲市斐川町の田んぼの中の鳥屋神社。

ここにたどりつくまで、かなり日数を要しました。

自分は、カーナビや地図をたよりに古社を探すわけではありませんので、感だけが、たよりです。

斐川町の田園地帯というのは、築地松という防風林で囲まれた大きな農家が多いので、どこも神社のように見間違えてしまうのです。

それで、さすがに今回は、地図で調べて行きました。

ありました!

斐伊川下流の川土手があります。

また、近くに古事記で有名な多芸志(たぎし)の浜があります。


鳥屋神社  島根県出雲市斐川町鳥井815


白鳥飛び立つ建御名方神 祀る社 鳥屋神社_e0354697_10044862.jpg

この鳥屋神社は、長野県の諏訪大社の祭神「建御名方命」(たけみなかたのかみ)を祀っています。

建御名方命は、国譲りに反対して、建御雷神(たけみかずちのかみ)と対決した神です。

古事記では、弱っちくて逃げ回って惨めに命乞いをする神として描かれていますが、本当は、勇猛果敢で強かったのではないでしょうか。

そして、出雲で戦ったのではなく、越の国の方面で戦ったのではないでしょうか。


なぜならば、沼川姫の子なら、当時は妻問い婚の時代なわけですから、母方の一族の御子となるはずだと思うのです。

でも、ここの神社には、「出雲国国譲り決戦地」と書かれた表示板が掲げられています。

誤解が生じるといけませんので、

正確に言うと「葦原中津国」を国譲りする出雲国での「決戦地」です。

斐川町が作成した説明文には、下記のことが書かれていました。


“鳥屋社と建御名方命

 古事記、国譲りの条に「国譲りに最後まで反抗された、出雲国唯一剛勇の神 建御名方命は、高天原からの国譲り交渉の使者 建御雷命に対して、千引きの岩を両手で捧げ“我が国に来てわけも無いのに国を譲れとはけしからん”と、その岩を投げつけられた。

しかし、建御雷命は巧みにそれを避けて反撃。二神の争いはしばらく続いたが、建御名方命の力及ばず信濃の国の諏訪まで逃げられ、ついに降参され国譲りを認められた」とある。

 投げられた千引きの岩は内海に立ち、そこへ多くの鵠(白鳥)が群がった。

里人達はその風景がまさに鳥小屋のように見えたので、この地が鳥屋という地名になった。

そしてその岩の上に建御名方命ご鎮座の鳥屋社が造営されている。”

拝殿

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神紋は、 丸に立梶(かじ)の葉
諏訪大社と同じ梶の葉でした。


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神社の境内で 聞いたことのない動物の声。

クエーッ クエーッ
なんだろうと思って見たら、白鳥です。

田んぼを見渡したら、白鳥が少なくとも5羽いました。

神代から 何も変わらず 白鳥が この宮を守っているかのようです。

白鳥飛び立つ建御名方神 祀る社 鳥屋神社_e0354697_10051624.jpg

飛び立つ写真を撮りたかったのですが、難しい。

連写すれば良かったもしれませんが、ワンタッチのデジカメでは、ピントがあいません。

50メートル近寄ろうとすると、すぐ飛び立って居なくなるのです。

出勤時間が近づいたので写真を撮るのは、あきらめました。




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by yuugurekaka | 2014-08-16 23:14 | 神社探訪 | Trackback | Comments(0)