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「出雲王朝」で インターネットで検索したら
故・司馬遼太郎さんの本がヒットしました。
その本は、「歴史の中の日本」(中公文庫)という本なんですが
司馬遼太郎さんの随筆集でした。

まだ全部読んではいないのですが
いわゆる歴史小説を書いている司馬さんが
その登場人物に対して感じておられることー例えば坂本龍馬、武市半平太・・・
それや三島由紀夫氏の事件などについて
書かれていて 面白いです。

概ね 昭和40年代に書かれた随筆ですが
「生きている 出雲王朝」という表題のものは
昭和36年に書かれています。

ですから、この随筆に登場される方達
司馬遼太郎氏の同僚のW氏ーこの方が
なんと大国主命の末裔で、
語り部だという(ギョッギョッ)
も、故人になられております。
その後、この方の世継ぎは行われているのか
興味深い所です。

“哀れにも出雲民族の王族は身柄を大和に移され
三輪山のそばに住んだ。三輪氏の祖がそれである。”
そうなんですか。
それで、大国主命およびその血族は、すでに神代の
代から出雲から一掃されて根絶やしにされていると
思ったら、このW氏でつながっているらしいです。

インターネットで検索するとそれがどなたなのか出てきますが
そのことの真偽について どうこういうつもりはありません。
ただ言えることは、古事記に出てくる神様の末裔である方が
現実おられるので、大国主命の末裔である方が
おられても不思議はないです。

古事記や記紀神話が、やっかいな点は、
単なる神話ではなくて、今の世の中とつながっている点です。
だから、記紀神話を使って 戦前のような皇民化教育を復活させようと
する考え方の方もおられるのです。
 
私が古事記や記紀神話の「国譲り神話」については
感ずるのは
大国主命が、せっかく国造りしたのを、国つ神だから
天孫族にとりあげられたという 屈辱感です。

司馬遼太郎さんのこの文章には、大庭の神社の話も出てまいります。
大庭神社の宮司さんである秋上さんも 「天児屋根命(あめのこやねのみこと)」
の末裔であることが書かれています。
神代から血脈をつなげておられる方がここにも出現します。

大庭神社としか書かれてないですが、神魂神社のことです。
司馬氏の記述では、
「天穂日命が最初に進駐した出雲攻略の根拠地」とされています。
今の神社は、もっと後代のことのような気がしますが、
出雲国庁跡が近くにあり、出雲国造(いずもこくぞう)の私的な
神社ではないかと云われています。

神魂神社 石段と拝殿
石段の石が大きく 石段からして 古式雰囲気のある神社です。

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by yuugurekaka | 2014-07-26 00:27 | 出雲王朝