2016年 09月 22日
荒神さま(3) 吉野裕子 荒神=アラハバキ神説
2か月ぐらい前の事だったか?うちの家の後ろから、突然にょろにょろした黄金色に近い蛇が
現れました。私は突然のことでもあり、蛇が大の苦手で驚きました。蛇も驚いたようで、すぐ
庭のつつじの下に隠れました。どういう種類の蛇だったか、それも確認もできず、後からイ
ンターネットで調べたところ、たぶんアオダイショウだったんではなかろうかと思います。
自分には恐怖の対象である蛇が、どうして、出雲族の神となったのでしょうか。
蛇は出雲族だけではなく、祖霊とみなされ世界中で広がっていったとされてい
ます。
それがなぜなのか。
民俗学者吉野裕子氏によれば、その基本要因として
“(1)外形が男根相似 (2)脱皮による生命の更新 (3)一撃にして敵を倒す毒の強さ”
の3点であるとされます。
また“ 次のようにも表現することができる。つまり、
爾佐神社(にさじんじゃ) 島根県松江市美保関町千酌1061
にさは「幣(ぬさ)」(御幣)ではないかと説があるという。