2014年 07月 19日
岩坪とスセリヒメ 那売佐神社
という天然記念物、史跡です。→ ウィキペディア 甌穴
礫がくるくる回転して、固い岩底を円形にする様は不思議です。
この穴で、大国主命の正妻であるスセリ姫が産湯をつかったという
言い伝えがあるそうです。
このスセリ姫ですが、
古事記では、昨日の記事で書いたヌナカワヒメと大国主の
恋歌の掛け合いの後、
大国主命を引き留める歌を歌います。
大国主が結婚したお姫様は、古事記や日本書紀、出雲風土記に出てくるだけで
15人に上ります。いくら一夫多妻制の時代とはいえ
スセリ姫は、気が気でなかったようです。
この岩坪の前に、説明版がありました。
こういうことが書かれてありました。少し表現変えています。
“『出雲国風土記』(733年)には、ここに須佐之男命の娘
スセリヒメは住んでおられ、そこへ大国主命が通ってこられたとき
この谷川の水が岩面を滑らかに流れる様子を見て
「滑石磐石(なめしいわ)なるかも」とおっしゃったので
この地方を(神西・江南)を滑狭郷(なめさのさと)と言うようになりました。
すなわち、郷名の発祥地は、ここの岩坪の地です。
また、『雲陽誌:』(1717年)にはニ~三尺四方の岩穴が五つあって岩坪といい
近くに二神(スセリヒメと大国主命)を祀る岩坪大明神(那売佐神社のこと)が
あると記載されています。”
この岩坪の上には、岩坪明神がありました。
さて、昔の岩坪大明神ー那売佐(なめさ)神社に参拝してみます。
なんて急な長い石段でしょう。
本殿です。スセリ姫と大国主命を祀っています。
他に境内には、イザナギを祀った社があるのみでした。 ウィキペディア 那売佐神社
しかし、ここがスセリ姫が生まれ住んでいた土地となると
古事記の書かれている
大国主命がスサノオノミコトの根之堅州國からスセリ姫を
略奪逃走したという伝説の場所は、
安来市方面(黄泉比良坂の近く)では無く
案外 ここらへんなのかもしれません。
ここから南進した所に スサノオノミコトを主祭神とする
須佐神社のある須佐郷(出雲市佐田町須佐)があります。
写真が掲載されてる斑島玉石甌穴 魚の目みたいで怖い~~~
せやけど不思議~~~~
本殿の階段も凄い~~ 苔が美しいねーー
絶対に上がれないけど(*>_<*)
ありがとうございまーす。
> 写真が掲載されてる斑島玉石甌穴 魚の目みたいで怖い~~~
>
> せやけど不思議~~~~
そうですね。なんで こんな形になるのか不思議です。
> 本殿の階段も凄い~~ 苔が美しいねーー
> 絶対に上がれないけど(*>_<*)
美しいですけど、こけが生えていると
雨が降るとすべるんですよ。
いつも 無事 上がって戻ってこれるか心配になります。